ぷんブック

読んだ本について書きます

宿敵ラビ・スリア

前期最後ということで、きりよく一部の終わりまで(192ページ)を読みました。この第4章はラビ・スリアというアナリストとの戦いが描かれています。「アマゾンは四四半期のうちにキャッシュが底をつくだろう」スリアに否定的な評価を繰り返し行われたアマゾン…

正直言ってブラック企業

第3章の終わり、140ページまでを読みました。 今回はAmazonの倹約・統制・過労がキーワードです。 本書ではベゾスが採用基準を絶対に妥協しないことについてたびたび記載されています。そのための取り組みのひとつとして、採用の最後の段階に、面接する責任…

競争心と怠惰というヒトの本質

今回は123ページまでを読みました。Amazonが導入した本の売上ランキング機能は、著者本人はもちろんのことその配偶者・編集者・出版社などかなり多くの人々を刺激しました。朝も昼もランキングをずっとチェックする著者に対して、「ついつい(ランキングを)確…

「地球上で最大級の品ぞろえ」へ

今回は105ページまでを読み進めました。 1998年、Amazonマーケティング担当のマーク・ブライアーがジェフによくない知らせを持ってきました。消費者の大部分は本をめったに買わず、だからAmazonを使っていないし、また将来的に使う見込みもないという内容で…

他人に流されない強さ

今回は89ページまでを読み進めました。 この部分でもやはり、ジェフが自信家であることを示すエピソードが盛りだくさんでした。「我々は月まで行ける」発言はその最たるものでしょう。 Amazonは実在する店舗を持っていませんから、スターバックスのレジ横にA…

超自信家だからできた急成長

今回は70ページまでを読みました。Amazonが営業を始めてすぐのころ、発注があるたびコンピューターがベルを鳴らし、それをみんなで大喜びしていたそうですが、2〜3週間でうるさいほどのベルが鳴るためにベルを切らざるを得ない状況になったそうです。正式公…

名前は大事

Amazonは最初からAmazonだったわけではありませんでした。はじめ『カダブラ』という社名だったのですが、電話では「カダバー(死骸)」と聞き間違えられることも多く、パッとしないため、変える必要があるとベゾスたちは感じていました。1994年10月末まではほ…

結婚にまで経営手法を応用

前回に引き続き読んでいきます。今回は第1章が終わるまで、39ページまで読み進めました。ベゾスはD・E・ショーという会社で働いていました。そして、そこで出会った聡明な女性、マッケンジー・タトルと結婚します。ランチに誘ってから、つきあい始めてから婚…

ミステリアスなAmazon創業者・ベゾス

いまでは誰もがその名を知り、我々の日常生活にふかく浸透し、さまざまな分野で変革をもたらしているAmazon。そのAmazonを創った奇才経営者であるジェフ・ベゾスについて書かれた『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(ブラッドストーン著 井口耕二訳)を読み進め…